地中に潜む「見えないリスク」を可視化:北日本非破壊検査のコンクリート埋設物探査
北日本非破壊検査株式会社は、コンクリート構造物の内部や地中に埋設された配管、電線管、空洞などの埋設物を、非破壊で高精度に探査します。改修工事や耐震補強、アンカー打設、コア抜きや掘削工事などの際に、埋設物の損傷による事故や工期の遅延を未然に防ぎ、安全かつ効率的な施工を強力に支援します。
埋設物探査が不可欠な理由
コンクリート構造物には、様々な目的で配管(給排水、ガス、空調など)、電線管、通信ケーブルなどが埋め込まれています。また、地中には、過去の構造物基礎や、予期せぬ空洞が存在することもあります。これらの埋設物の位置を正確に把握せずに工事を進めると、以下のような重大なリスクが生じる可能性があります。
- 埋設物の破損: 配管からの漏水・ガス漏れ、電線管の損傷による感電・火災、通信障害など、人命に関わる事故や社会インフラへの影響。
- 工事の遅延・コスト増: 埋設物の破損による復旧作業、予期せぬ障害物による工期の延長や追加費用が発生。
- 構造物の安全性低下: 埋設物損傷による強度低下や、それに伴う新たな問題の発生。
安全かつ計画通りの工事を実現するためには、事前の埋設物探査が不可欠です。
北日本非破壊検査のコンクリート埋設物探査でできること
当社では、お客様の探査目的や埋設物の種類、コンクリート・地中の状況に応じ、最適な探査手法を組み合わせることで、精度の高い埋設物情報を提供します。
- 電磁波レーダー探査: 電磁波をコンクリート内部に発信し、配管や電線管、空洞、異物などからの反射波を解析することで、その位置、深さ、形状などを画像データとして可視化します。コンクリート内部や地中の様々な埋設物探査に広く用いられます。
- 電磁誘導法探査: 金属製の配管やケーブルから発生する電磁場を検知し、その位置を特定します。特に金属製の埋設物探査に有効です。
- その他探査技術の併用: 必要に応じて、鉄筋探査(既存鉄筋との干渉確認)、超音波探傷(内部の密度変化や空洞検出)、X線透過撮影(より詳細な埋設物の状態確認)などを併用し、多角的な視点から総合的な診断を行います。
RC構造物内の埋設物を、電磁波レーダ法データを3次元化し推定します。
ストラクチャスキャン3D

GSSI社製電磁波レーダ装置ストラクチャスキャンSIR-EZ HRで、測定結果を3次元化表示して埋設物を推定します。

ハンディサーチ+3Dライト

日本無線㈱製ハンディサーチNJJ-105と3D解析ソフト3Dライトを用いて測定データを3次元表示し埋設物を推定します。

マルチパスリニアアレイレーダ(MPLA)

日立造船㈱製マルチパスリニアアレイレーダを用いて、3次元探査を実行し表示することで、埋設物を推定します。

北日本非破壊検査が選ばれる理由
北日本非破壊検査は、長年の経験を持つ熟練の技術者が、最新鋭の埋設物探査機器と高度な解析技術を駆使して、お客様のニーズに合わせた最適な探査計画を立案・実施します。複雑な配管経路や多様な埋設物が存在する現場においても、正確で信頼性の高いデータを提供し、作業の効率化と安全性の向上に貢献します。
ビルや工場の改修工事、増築、設備更新など、コンクリート内部や地中の「見えない」埋設物でお困りの際は、ぜひ北日本非破壊検査のコンクリート埋設物探査をご活用ください。安心と安全な施工環境を提供いたします。
コンクリート内の埋設物に関するご質問やご相談がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
非破壊検査のご相談・お見積もりはこちら 確かな技術と信頼で、お客様の“安心”をお届けします


- 設備や構造物の安全は、事業活動や日常生活において最も重要な要素の一つです。北日本非破壊検査株式会社は、長年の経験と実績、そして国際品質マネジメントシステムISO9001に裏打ちされた確かな技術で、お客様の大切な資産を守るお手伝いをいたします。
- X線検査、超音波探傷検査、浸透探傷検査など、幅広い非破壊検査技術を駆使し、お客様の課題に最適なソリューションをご提案いたします。見えない劣化や損傷を見つけ出し、事故を未然に防ぐことで、お客様の安心・安全な事業継続、そして社会の安全に貢献することを使命としています。
- どんな些細なご相談でも、専門知識を持ったスタッフが丁寧に対応させていただきます。どうぞお気軽にお問い合わせください。お客様の「困った」を「安心」に変えるため、私たちは常に最善を尽くします。
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