溶接部の「目に見えない」品質を保証:北日本非破壊検査の溶接部検査
北日本非破壊検査株式会社は、構造物の強度と安全性を左右する溶接部の健全性を、長年の経験と最新の非破壊検査技術で徹底的に診断します。熟練の技術者が、お客様の大切な製品や設備に潜む溶接欠陥を見逃さず、確かな品質と安全を提供します。
溶接部検査が不可欠な理由
溶接は、異なる金属部品を接合する上で不可欠な技術ですが、その過程で様々な欠陥が発生する可能性があります。
- 内部欠陥: 溶け込み不良、融合不良、ブローホール(気泡)、スラグ巻き込み、割れなど
- 表面欠陥: アンダーカット、オーバーラップ、クレーター、表面割れなど
これらの欠陥は、目視だけでは発見できないことが多く、放置すると、構造物の耐力低下、疲労破壊、あるいは重大な事故につながる可能性があります。特に、橋梁、プラント設備、圧力容器、配管、建造物など、高い信頼性が求められる構造物においては、溶接部の徹底した検査が品質と安全の生命線となります。
北日本非破壊検査が提供する溶接部検査の手法
北日本非破壊検査では、溶接部の形状、材質、検査目的に応じて、最も効果的な非破壊検査手法を組み合わせ、高精度な診断を行います。
- 放射線透過試験(RT): 溶接部内部の空洞、スラグ、融合不良などの欠陥をX線フィルムに鮮明に投影し、内部状態を詳細に把握します。
- 超音波探傷試験(UT): 溶接部内部の割れ、融合不良、溶け込み不良などを高感度の超音波で検出します。厚い材料の検査にも適しており、リアルタイムでの評価が可能です。
- 磁気探傷試験(MT): 磁性体(鉄鋼材料など)の溶接部の表面および表面直下の微細なクラック、ブローホールなどの欠陥を磁性粉で可視化します。
- 浸透探傷試験(PT): 非磁性体を含むあらゆる材料の溶接部表面に開口している微細なクラック、ブローホールなどを現像剤で拡大して検出します。
- 渦電流探傷試験(ET): 導電性材料(非磁性体)の溶接部表面および表面近傍の微細なクラック、材質の変化などを非接触で高効率に検出します。
- 目視検査(VT): 溶接部の外観、形状、表面欠陥などを熟練の検査員が目視で確認し、他の非破壊検査と組み合わせて総合的な判断を行います。
圧力容器溶接部
伝熱管シール溶接部


圧力容器溶接部


橋りょう溶接部

検査装置・検査状況
極間法(マグナ,ブラックライト)

検査状況

この他に、プロッド法,軸通電法等も行います。
北日本非破壊検査が選ばれる理由
当社の溶接部検査は、JISやISOなどの各種規格に精通した経験豊富な資格保有者が、お客様のニーズに合わせて最適な検査計画を立案・実施します。最先端の検査機器と長年の実績に基づいた確かな技術で、お客様の製品の信頼性向上、安全性確保、そしてコスト削減に貢献します。
新規製造品の品質管理から、経年劣化による設備のメンテナンス、あるいは事故原因の究明まで、溶接部の健全性に関するあらゆる課題に対し、北日本非破壊検査が最適なソリューションを提供いたします。
溶接部検査に関するご質問やご相談がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
非破壊検査のご相談・お見積もりはこちら 確かな技術と信頼で、お客様の“安心”をお届けします


- 設備や構造物の安全は、事業活動や日常生活において最も重要な要素の一つです。北日本非破壊検査株式会社は、長年の経験と実績、そして国際品質マネジメントシステムISO9001に裏打ちされた確かな技術で、お客様の大切な資産を守るお手伝いをいたします。
- X線検査、超音波探傷検査、浸透探傷検査など、幅広い非破壊検査技術を駆使し、お客様の課題に最適なソリューションをご提案いたします。見えない劣化や損傷を見つけ出し、事故を未然に防ぐことで、お客様の安心・安全な事業継続、そして社会の安全に貢献することを使命としています。
- どんな些細なご相談でも、専門知識を持ったスタッフが丁寧に対応させていただきます。どうぞお気軽にお問い合わせください。お客様の「困った」を「安心」に変えるため、私たちは常に最善を尽くします。
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北日本非破壊検査株式会社 営業 佐藤・金澤
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