コンクリートの「声」を聞く:北日本非破壊検査の目視・打診調査
北日本非破壊検査株式会社は、コンクリート構造物の健全性診断において、基本中の基本でありながら最も重要な「目視調査」と「打診調査」を、熟練の技術と経験で実施します。コンクリート表面に現れるわずかなサインや、打診音の微妙な変化から、目に見えない劣化の兆候を見逃しません。
目視・打診調査の重要性
コンクリート構造物は、経年や環境要因によって様々な劣化を生じます。これらの劣化は、表面にひび割れ、浮き、剥離、鉄筋の露出といった形で現れたり、あるいは内部の欠陥が打診音の異常として現れたりします。
- 目視調査: 経験豊富な検査員が構造物全体を詳細に観察し、ひび割れの位置・幅・長さ、変色、エフロレッセンス(白華)、コンクリートの欠損、鉄筋の腐食状況などを確認します。
- 打診調査: テストハンマーなどでコンクリート表面を叩き、その反響音の「違い」を聞き分けます。健全な部分は澄んだ音がしますが、内部に空洞や浮き、剥離がある箇所は鈍い音や濁った音がするため、これらの異常音から欠陥箇所を特定します。
これらの調査は、単独で行われるだけでなく、他の高度な非破壊検査(鉄筋探査、中性化試験、強度推定など)と組み合わせることで、より詳細で正確な診断の基礎となります。
コンクリートの目視調査

コンクリートの目視調査を行い、変状の分類(ひび割れ、ジャンカ、鉄筋露出等)を行います。
また、ひび割れ発生パターンから発生原因の推定を行います。
コンクリートの打診

テストハンマーにより打診を行い、浮きや剥離部の有無や発生範囲を調査します。
ひびわれ診断
日本コンクリート工学会「コンクリートのひび割れ調査,補修・補強指針」に基づき、種々の非破壊、破壊調査を実施し、ひび割れの発生原因の推定、補修・補強の要否の判定及び補修方法の提案を、当社のコンクリート診断士が行います。
北日本非破壊検査が選ばれる理由
北日本非破壊検査では、長年の経験と豊富な知識を持つ専門の技術者が、以下の強みで信頼性の高い目視・打診調査を提供します。
- 熟練の技術者: 多くの現場で培われた経験により、微細なひび割れや、打診音のわずかな変化も正確に判別します。
- 総合的な判断力: 目視と打診で得られた情報だけでなく、構造物の特性や周辺環境、過去の履歴なども考慮に入れ、総合的な劣化診断を行います。
- 効率的かつ経済的: 大規模な装置を必要とせず、比較的短時間で広範囲の初期的な健全性を評価できるため、コストを抑えた調査が可能です。
- 詳細な報告書: 調査結果は写真や図面を交え、分かりやすく詳細な報告書として提出し、今後の補修計画や対策立案に役立つ情報を提供します。
橋梁、トンネル、建築物、駐車場、各種インフラ設備など、あらゆるコンクリート構造物の維持管理において、第一歩となる健全性評価は、北日本非破壊検査の目視・打診調査にお任せください。早期に劣化を発見し、適切な処置を行うことで、構造物の長寿命化と安全性の確保に貢献いたします。
コンクリートの「異常」が気になりましたら、まずは北日本非破壊検査にご相談ください。
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- 設備や構造物の安全は、事業活動や日常生活において最も重要な要素の一つです。北日本非破壊検査株式会社は、長年の経験と実績、そして国際品質マネジメントシステムISO9001に裏打ちされた確かな技術で、お客様の大切な資産を守るお手伝いをいたします。
- X線検査、超音波探傷検査、浸透探傷検査など、幅広い非破壊検査技術を駆使し、お客様の課題に最適なソリューションをご提案いたします。見えない劣化や損傷を見つけ出し、事故を未然に防ぐことで、お客様の安心・安全な事業継続、そして社会の安全に貢献することを使命としています。
- どんな些細なご相談でも、専門知識を持ったスタッフが丁寧に対応させていただきます。どうぞお気軽にお問い合わせください。お客様の「困った」を「安心」に変えるため、私たちは常に最善を尽くします。
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